地磁気変化計(読み)ちじきへんかけい

世界大百科事典(旧版)内の地磁気変化計の言及

【磁力計】より

…磁力計には原理の違いで,(1)磁石が磁場中で受ける力を測定するもの,(2)電磁誘導の法則を利用するもの,(3)ある種の磁性体の磁化特性を利用するもの,(4)磁気共鳴を利用するもの,(5)液体ヘリウム温度(-269℃)での超伝導効果を利用するものなどがある。(1)には,つるした磁石の動きを鏡で拡大する地磁気変化計があり,地磁気の日変化や磁気あらしの観測に使われる。1950‐60年代に活躍した岩石の自然残留磁化測定用の無定位磁力計(アスタティック・マグネトメーター)や,磁性体の飽和磁化や磁化率を測定する磁気てんびんは(1)の原理を利用している。…

※「地磁気変化計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android