地磁気変化計(読み)ちじきへんかけい

世界大百科事典(旧版)内の地磁気変化計の言及

【磁力計】より

…磁力計には原理の違いで,(1)磁石が磁場中で受ける力を測定するもの,(2)電磁誘導の法則を利用するもの,(3)ある種の磁性体の磁化特性を利用するもの,(4)磁気共鳴を利用するもの,(5)液体ヘリウム温度(-269℃)での超伝導効果を利用するものなどがある。(1)には,つるした磁石の動きを鏡で拡大する地磁気変化計があり,地磁気の日変化や磁気あらしの観測に使われる。1950‐60年代に活躍した岩石の自然残留磁化測定用の無定位磁力計(アスタティック・マグネトメーター)や,磁性体の飽和磁化や磁化率を測定する磁気てんびんは(1)の原理を利用している。…

※「地磁気変化計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android