地神盲僧(読み)じしんもうそう

世界大百科事典(旧版)内の地神盲僧の言及

【土地神】より

…土地神は元来は大地の精霊といったアニミズム的な信仰に根ざすものと考えられ,陰陽師はじめさまざまな宗教者の関与を受けやすかった。今日の地鎮祭にもその一端がうかがわれるが,地方によっては琵琶をもった盲僧(地神盲僧)が地神経を唱えて地神や荒神の祓いをして歩いたことも知られている。彼らは,大地が血や死などで汚されて怒った土地の神の怒りを和らげしずめるために遊行(ゆぎよう)して歩いたのであろう。…

※「地神盲僧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む