地藍(読み)じあい

世界大百科事典(旧版)内の地藍の言及

【アイ(藍)】より

…また藍師層と提携して大坂市場の直接掌握を図るなど積極的な国益政策を展開し,さらに享和~天保期(1801‐44)にかけて関東売場株,大坂ならびに畿内売場株の設定を皮切りにして31にのぼる全国売場株の成立をみた。全国の藍玉市場の独占支配をめざしたものであるが,他方この前後から関東の武州藍をはじめ尾張・美濃・山城・安芸・備前・因幡・長州・久留米・薩摩など各地でも〈地藍〉の生産が活発化した。広島・長州藩などでは〈藍座〉を設置し,他国藍の移入を禁じて自国藍の奨励と自給体制の確立をめざしている。…

※「地藍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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