埋没古土壌(読み)まいぼつこどじょう

世界大百科事典(旧版)内の埋没古土壌の言及

【古土壌】より

…地表下に埋没している場合と地表に露出している場合とがあり,その出現様式によってつぎのように区別される。(1)化石土壌fossil soil 埋没古土壌ともいわれ,火山灰,溶岩流,レス,氷河堆積物,飛砂,はんらん土砂,山崩れ,地すべりなどによる新しい被覆層の下に埋没され,地表の自然環境から遮断され,したがって土壌生成作用が中断し,生物の化石のように地層中に保存された古土壌。ただし埋没土壌のすべてが古土壌とは限らず,完新世に生成した土壌が埋没された場合は古土壌ではない。…

※「埋没古土壌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android