《域際・国際貿易》(読み)いきさいこくさいぼうえき

世界大百科事典(旧版)内の《域際・国際貿易》の言及

【オリーン】より

…77年にイギリスのJ.E.ミードとともに,〈国際貿易および国際資本移動の理論における先駆的な貢献〉をたたえられ,ノーベル経済学賞を分け合った。主著《域際・国際貿易》(1933)で,彼は同国の先達ヘクシャーEli Filip Heckscher(1879‐1952)の研究(1919)を受け継ぎ,各国の相対的な要素存在量の差異によって比較優位の決定を説明する理論を確立した。これは今日,ヘクシャー=オリーン理論(その中心命題がヘクシャー=オリーンの定理。…

※「《域際・国際貿易》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む