埴輪棺(読み)はにわかん

世界大百科事典(旧版)内の埴輪棺の言及

【円筒棺】より

…古墳時代中期を中心に多用された棺の一種。円筒埴輪や朝顔形円筒埴輪を転用したものと,最初から棺として作られた円筒状土製品とがあり,前者を埴輪円筒棺,後者を埴輪棺あるいは特殊円筒棺と呼んで区別する。普通は素掘りの土壙内に水平に埋め,伸展葬に用いたと思われるが,古墳時代後期には改葬を推測させる小型のものもある。…

※「埴輪棺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android