世界大百科事典(旧版)内の基本賃金の言及
【基準内賃金】より
…日本の賃金は第2次大戦時や戦後における諸手当の増加のためにきわめて複雑となっていたが,1947年に実施された電産型賃金体系で初めて基準内,基準外に分けて整理する方法がとられた。この体系では,全労働者に一般的に支給される賃金を基準賃金とし,これを基本賃金(生活保障給,能力給,勤続給)と地域賃金とで構成した。一方,特別な場合に支給される賃金を基準外賃金とし,これに超過労働賃金,特殊労働賃金,特殊勤務賃金(僻地勤務手当,居住地制限手当)を含ませた。…
※「基本賃金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」