きじゅんてんそくりょう
基準点測量
control point survey
地図を製作するとき骨組みとなる測地網を構成している点はすべて基準点であり,この点を測量する測量はすべて基準点測量である。特に基準点測量という場合は,国土調査法(1951年制定)関係の主として地籍調査などに関係ある三角点,多角点,水準点などの測量をいう。一等・二等の測地測量以下の等級の測量となるので整約計算はやや簡単。しかし絶対精度は一等・二等の測地測量結果と同じで,点の密度はかなり増しているから,地殻変動調査の資料としても重要な測量である。参考文献:斎藤暢夫(1955) 基準点測量の実際,オーム社
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の基準点測量の言及
【測量】より
…単軸型は,鉛直軸が直接に整準台に支持されているため鉛直軸の機械的な精度が高いが,目盛盤と鉛直軸を一体として回転できないので,任意目盛から測角を始めたり倍角法による測角を行うことができない。前者はおもに基準点測量などの精密測量用に,後者は土木測量のような比較的精度の低いものなどに用いられる。 トランシットの分類としては,水平目盛の最小読取値およびバーニヤの個数によりA,B,Cのクラスが,またセオドライトについては最小読取値によりA,B,C,Dのクラス分けがJISで決められている。…
【地図】より
…2万5000分の1地形図の作成工程をフローチャートにすれば次のようになる。 基準点測量→対空標識設置→空中写真撮影→空中三角測量→現地調査→図化→製図→印刷・発行 基準点測量とは,三角測量や水準測量によって基準点(三角点と水準点)を設置し,その位置や高さを明らかにすることである。とくに水準点からの測量で,その高さも明らかにされている三角点は,位置と高さの両方の基準点として使える。…
※「基準点測量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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