基線尺(読み)きせんじゃく

世界大百科事典(旧版)内の基線尺の言及

【基線】より

…この長さのわかった辺を基線と呼び,この長さを測量することを基線測量と呼ぶ。日本の一等三角測量では数kmの基線を,25mのアンバー系合金製の基線尺と呼ぶ巻尺で測定していた。近年光が三角点間を往復する時間を測定して距離を求める光波測距儀が普及し,距離を手軽に高精度で測定することが可能となった。…

※「基線尺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android