堤体積(読み)ていたいせき

世界大百科事典(旧版)内の堤体積の言及

【ダム】より


【ダムの建設と維持・管理】

[ダムの計画]
 ダムの計画はまず下流流域の洪水はんらん防止の治水計画と,都市,工業,灌漑の用水補給,発電などの利水計画との競合を調整し,流域の降水量,河川流量との関係を見て貯水池の規模を検討する。他方でダムの堤体積が小さくて貯水量が多くなる地形として,谷が狭まり上流が開いている地点をさがし,地質を調べ,ダムの可能最大規模を決める。さらにダムによって水没する家屋,農地,道路,鉄道,森林などに対する補償を検討する。…

※「堤体積」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android