塢主(読み)うしゆ

世界大百科事典(旧版)内の塢主の言及

【塢】より

…後者については,王莽(おうもう)時代以後戦乱時に民衆が〈塢壁〉を築いて自衛することが普及した。後漢末や永嘉の乱では天険を利用した山城が作られ,数百家,数千家が集結し塢主(多く豪族層)を推戴して規律ある自給的共同生活を営んだ。このような塢は漢帝国崩壊後の新しい集落形態を示し,〈村塢〉と呼ぶことがある。…

※「塢主」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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