塩梟(読み)えんきょう

世界大百科事典(旧版)内の塩梟の言及

【塩徒】より

…中国,塩の密売者の集団。塩梟(えんきよう),塩賊などとも呼ばれる。唐代,8世紀の後半以後,塩の専売制が実施され,とくに宋代になって厳重な刑罰をともなって精密な制度ができあがると,民衆は概して高価で粗悪な塩を強制されることになる。…

【海賊】より

…清末から民国時代にはいってからも華南海上にはしばしば海賊が出没した。なお淮河下流には塩梟(えんきよう)という塩を密輸する海賊のたぐいがおり,長江(揚子江)には江賊が出没した。 なお,日本の〈海賊〉については〈水軍〉〈海賊衆〉の項を参照。…

※「塩梟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android