塩飽船(読み)しわくせん

世界大百科事典(旧版)内の塩飽船の言及

【塩飽諸島】より

…また塩などの物資の輸送にも活躍し,1445年(文安2)の〈兵庫北関入船納帳〉に多数の塩飽籍船を認めることができる。1577年(天正5)3月功により織田信長より朱印状をうけ堺津における塩飽船の自由が認められた。豊臣秀吉より九州出軍の船方として船10艘,水主(かこ)50人が割りあてられ,90年2月に塩飽島中宛てに下付された秀吉の朱印状では1250石が島中船方650人に配分された。…

※「塩飽船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む