境界層の剝離(読み)きょうかいそうのはくり

世界大百科事典(旧版)内の境界層の剝離の言及

【境界層】より

…これはダランベールのパラドックスを救済するばかりでなく,主流としてそれまでの完全流体の理論の成果をそのまま採用できるという点で画期的なものであった。
[境界層内の圧力と境界層の剝離]
 壁面の曲率があまり大きくなければ,境界層内の圧力は,壁に垂直な方向には一定であるが,平板に沿う定常な流れでないかぎり流れに沿っては変化する。下流にいくにつれて圧力が降下する例は,物体の前面や先細の管の中の流れなどに見られ,主流の速度は下流に向けて加速される。…

※「境界層の剝離」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android