壁掛け(読み)かべかけ

世界大百科事典(旧版)内の壁掛けの言及

【タピスリー】より

…織機には竪機(たてばた)と臥機(ねばた)の2種類があるが,これは経糸が水平に張られるか,垂直に張られるかの違いであって,織り方は基本的に同じである。タピスリーの用途はおもに壁掛けであるため,大きさは縦,横ともに数mに及ぶものが多く,数人の織師が大きな織機の前に並んで座り,並行して作業を進めてゆく。緯糸をボビンで通す作業はひじょうに手間がかかり,1枚の織物を完成するのに数ヵ月から数十ヵ月を要する。…

※「壁掛け」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android