声無哀楽論(読み)せいむあいらくろん

世界大百科事典(旧版)内の声無哀楽論の言及

【嵆康】より

…その妥協を許さぬ批判精神は為政者の憎悪の的となり,ついに死刑に処せられた。人が神仙となる可能性について論じた〈養生論(ようせいろん)〉や,音楽の哲学的原理を分析した〈声無哀楽論〉など,魏・晋の老荘哲学を代表する多くの論文を著した。〈山巨源(さんきよげん)に与えて交わりを絶つ書〉は,自己を赤裸々に告白した散文の名作。…

※「声無哀楽論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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