変分関数(読み)へんぶんかんすう

世界大百科事典(旧版)内の変分関数の言及

【変分原理】より

…多くの場合,そのスカラー量はいくつかの物理量を含む時間・空間的な積分であり,それらの物理量が,時空変数の関数として変形を受けることに対し,積分値が最小値となるよううまくえらばれるという要請から,一定の方程式が導かれる。これらの物理量はこの変分原理の変分関数と呼ばれ,また変分関数を含む積分を汎関数という。場合によって変分関数は別の一定条件の制約下で変分されるよう要請されることがあり,これは束縛条件と呼ばれる。…

※「変分関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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