夏人(読み)かじん

世界大百科事典(旧版)内の夏人の言及

【漢民族】より

…しからば漢代以前にこの種の民族集団は何と呼ばれていたかといえば,彼らは秦の始皇帝により統治されたため秦人と称され,それが今日のシナすなわちChina,Chineの名称として,いまなおその名がとどめられている。このように,時代をさかのぼってみれば夏・殷・周各王朝ごとに,その住民はそれぞれその王朝名で夏人または殷人などの名で呼ばれ,今日漢人たちがみずからを夏人と称するのも,夏の初代の天子禹が夏后氏すなわち夏の后(きみ)と呼ばれているように,これまた夏王朝名の名残りなのである。このようにしてみると漢民族と称される民族集団のたどってきた歴史の歩みははなはだ古く多彩なものである。…

※「夏人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む