《夏小袖》(読み)なつこそで

世界大百科事典(旧版)内の《夏小袖》の言及

【守銭奴】より

…主人公アルパゴンは,やや性格上の統一に欠けるものの,主観的には悲劇的人物だが客観的には滑稽そのものという,モリエール劇の主人公に共通する姿をあますところなく表現している。なお,尾崎紅葉の《夏小袖》(1892)は,この作品を翻案したものである。【鈴木 康司】。…

※「《夏小袖》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」