夏禹玉(読み)かうぎょく

世界大百科事典(旧版)内の夏禹玉の言及

【夏珪】より

…中国の南宋時代の画家。生没年不詳。字は禹玉。銭塘(浙江省杭州)の人。寧宗朝(1195‐1224)の画院待詔とも,理宗朝(1225‐64)の画院祗候とも伝えられるが,訓武郎という画院画家としては異例の高官を拝した。李唐の作品の影響下に,水墨の山水画を得意とし,同時代の馬遠とともに南宋院体画を完成の域に導いた。その画風は,対角線構図法による整った形式美のうちに,さまざまな諧調の墨のタッチを積み重ね,清新な詩情を表現したものである。…

※「夏禹玉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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