世界大百科事典(旧版)内の外原生の言及
【維管束】より
…一次維管束の大部分は後生木部・師部が占める(図2)。1本の維管束における原生木部と後生木部の位置関係はさまざまであり,典型的には原生木部が木部の外端にある外原生(維管束植物の根,小葉植物の茎など),中央にある中原生(シダ類の茎など),内側にある内原生(被子植物,裸子植物の茎など)があって,原生中心柱において原生木部が中心にある場合をとくに心原生(化石のライニアなど)という。この位置関係は植物群や器官によってだいたいきまっていて,系統を考える上で重視されてきている。…
※「外原生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」