外来楽舞(読み)がいらいがくぶ

世界大百科事典(旧版)内の外来楽舞の言及

【日本音楽】より

…これが文献上明らかにされている日本における外国音楽教習の最初である。その後,高句麗(こうくり)(新羅,百済の音楽と合わせて三韓楽といった),唐,度羅(とら)(今のタイ国メナム川流域にあった古代国家であるとする説が有力),林邑(りんゆう)(今のベトナム中部),渤海(ぼつかい)(今の中国東北部)などの諸国から外来楽舞が相ついで輸入され,日本人によって演奏されるようになった。他方では,前代の祭祀楽舞をはじめ原始日本の音楽は,しだいに前述の外国音楽の影響を受けて整理・改編された。…

※「外来楽舞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」