多治比犢養(読み)たじひのこうしかい

世界大百科事典(旧版)内の多治比犢養の言及

【橘奈良麻呂の変】より

…しかし密告があいつぎ,とくに7月2日の上道斐太都(かみつみちのひだつ)の密告によって,仲麻呂は機先を制して一党を逮捕した。すぐさま訊問が行われ,黄文(きぶみ)王,道祖王,大伴古麻呂,小野東人,多治比犢養(たじひのこうしかい),賀茂角足らの中心人物は拷問によって杖下に死し,安宿(あすかべ)王大伴古慈斐(こじひ)その他多数が流罪に処された。奈良麻呂の消息は《続日本紀》にはみえないが,やはり殺されたのであろう。…

※「多治比犢養」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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