世界大百科事典(旧版)内の多獅子島の言及
【竜岩浦】より
…1903年,ロシアが南進策の拠点としてここを占拠して開港させて以来,新義州の外港にあたる貿易港として発達した。その後,鴨緑江の河道が移動したため,大型船舶の接岸が不可能となり,近くの多獅子島に人工港が建設されたことによって,貿易港の役割が消滅した。こうして,竜岩浦はイシモチ,タチウオ等の黄海漁業を営む小型漁船の集結地に変わり,造船所等を備えた水産業基地となっている。…
※「多獅子島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」