多聞櫓(読み)たもんやぐら

世界大百科事典内の多聞櫓の言及

【城】より

…大和で勢力をふるった松永久秀の多聞城には,安土築城以前,すでに4階建ての櫓があった。〈多聞櫓(たもんやぐら)〉と呼ばれるのは,戦国時代の城にあった兵士の宿舎となる掘立柱長屋を本格建築に変え,櫓としても使えるよう石垣端に建てたものとみられるが,その起りも多聞城にあった。(4)天守 戦国時代には,城主の居所ともなった櫓を権威のシンボルとしてみたようであるが,信長は安土城において〈天主〉と称する独特の建築をつくってそれに代えた。…

【櫓】より

…これは防火を考慮した白漆喰塗籠(しろしつくいぬりごめ)の建築であった。この形式の櫓が近世城郭に受け継がれ,長屋式の櫓は多聞櫓とよばれた。天守【宮上 茂隆】
[芝居の櫓]
 城郭建築の高楼から転じて,歌舞伎や人形浄瑠璃の劇場において,正面出入口の上にのせた構造物をいう。…

※「多聞櫓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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