世界大百科事典(旧版)内の多軸ボール盤の言及
【ボール盤】より
…壁掛けラジアルボール盤は,コラムが工場の壁,または柱に取り付けられた構造をしており,移動ラジアルボール盤は機械全体が水平案内面上を移動できるようになっている。(3)多軸ボール盤およびその他 多軸ボール盤は,生産性を向上させるために多数の軸で同時に多くの穴をあけることができるようにしたものである。このほか,直立ボール盤の主軸頭を多数並べ,テーブルだけを共通にして,穴あけ,座ぐり,ねじ立てなどの加工が順次行えるようにした多頭ボール盤,工作物を固定しておき,タレット(数種の工具を取り付けてある台で,旋回できるようになっているもの)により工具を順次かえていくタレットボール盤や,直径10μmオーダーの非常に小さな穴をあけることができる特殊なボール盤などもある。…
※「多軸ボール盤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」