世界大百科事典(旧版)内の多門房の言及
【若狭国】より
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[南北朝・室町時代]
1333年(元弘3)5月幕府が滅び,北条氏得宗の権力が消えると,この国の政治情勢は混沌たる様相を呈する。国衙にはまず山徒多門房が入ったが,ほどなく新守護布志井三郎左衛門尉の代官が入部し,新国司洞院公賢の目代も続いて下向,多門房が対抗して今富名に討ち入る。若狭氏の後裔直阿(忠兼)の勢力挽回を策しての活動も見られた。…
※「多門房」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」