世界大百科事典(旧版)内の大マヘレの言及
【カメハメハ[3世]】より
…1840年に憲法を発布し,45年には首都をホノルルに定めた。立法,行政,司法の諸制度を整備して近代国家の体裁を整え,従来国王の独占にゆだねられていた土地所有の権利を人民一般に解放した〈大マヘレ〉(マヘレはハワイ語で〈分割〉の意)を断行したのも彼である。当時盛況をきわめた太平洋捕鯨の機運に応じて,ハワイの捕鯨関連産業を振興し,王国の経済的基盤を固める一方,対外的にも英・米・仏の列強からハワイ王国の承認をとりつけるなどの事績を残した。…
※「大マヘレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」