大中臣経(読み)おおなかとみきょう

世界大百科事典(旧版)内の大中臣経の言及

【中臣祓訓解】より

…鎌倉時代に作られた両部神道書。中臣祓は《延喜式》や《朝野群載》に収める大祓詞(おおはらえのことば)のことだが,平安末期は中臣祭文(なかとみのさいもん)とか大中臣経ともよばれて,神前で読誦される機会がふえた。その注釈書として《中臣祓注抄》がまず作られ,さらに真言密教の立場に立ち,中臣祓の注釈という形をとって両部神道を説く本書が現れた。…

※「大中臣経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む