世界大百科事典(旧版)内の大使館付武官の言及
【駐在武官】より
…公務のために外国に駐在している武官の総称。日本では防衛駐在官という名称を用いている。駐在武官制度は19世紀中葉にフランス,プロイセン,オーストリア,ロシアなどではじめられ,その後一般化した。一般には,在外公館(大公使館)付武官ならびに補佐官を指し,陸海空軍のいずれか,あるいは全部から公式に派遣される。駐在武官は外交官特権をもち,駐在国において,母国および国軍を代表するから,軍人外交官といってよい。その任務は,駐在国の軍事に関する合法的な調査・研究,ならびに情報収集が中心である。…
※「大使館付武官」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」