世界大百科事典(旧版)内の大元宮の言及
【吉田神社】より
…神階は1356年(正平11∥延文1)正一位。神祇官僚官の卜部氏の兼親が初めて預となって以降,その職を継承して吉田氏を称したが,室町中期以降神祇官の衰退期に兼俱が出て唯一宗源神道(吉田神道)を唱えて神社界を風靡し,1484年(文明16)本社に接近して斎場所大元宮(だいげんぐう)を設けた。以降,江戸末期まで吉田神道の本拠地ともなった。…
※「大元宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」