大元宮(読み)たいげんきゅう

世界大百科事典(旧版)内の大元宮の言及

【斎場】より

…すると,その日のうちに撤去されるきまりである。吉田神社の場合,末社の大元宮(たいげんきゆう)とその付属建物を総称していう。日本最上神祇斎場(所)ともいう。…

【吉田神社】より

…神階は1356年(正平11∥延文1)正一位。神祇官僚官の卜部氏の兼親が初めて預となって以降,その職を継承して吉田氏を称したが,室町中期以降神祇官の衰退期に兼俱が出て唯一宗源神道(吉田神道)を唱えて神社界を風靡し,1484年(文明16)本社に接近して斎場所大元宮(だいげんぐう)を設けた。以降,江戸末期まで吉田神道の本拠地ともなった。…

※「大元宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android