世界大百科事典(旧版)内の大吉備津彦命の言及
【吉備津神社】より
…備前一宮の吉備津彦神社と備後一宮の吉備津神社は,ともに当社からの分社と伝える。崇神天皇のときの四道将軍の一人として吉備に派遣されたという大吉備津彦命とその一族をまつり,古代吉備氏の氏神として栄えた。平安時代には官社に列し,一品(いつぽん)の神階を授かり,朝廷の保護と崇敬を受け,中世には武神として備作地方の武士の崇信をひろく集めた。…
【吉備津彦神社】より
…備前国の一宮,もと国幣小社。祭神は,備中の吉備津神社と同じく,吉備氏の氏神の大吉備津彦(おおきびつひこ)命で,その分社と推定される。吉備の中山の東麓に鎮座し,古代から備前第一の大社として崇信を集めた。…
※「大吉備津彦命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」