世界大百科事典(旧版)内の大問屋の言及
【商人】より
… 諸地方から多種類の商品の販売を委託されて,各商品をそれぞれ専門の問屋,仲買へ売りさばき,口銭を取ったのは荷受問屋であった。都市によっては万(よろず)問屋とか,大問屋といわれた。荷受問屋は近世中期以降,商品経済が進展し,商業組織が整備されてくると,品物ごとに直接それぞれの専門の問屋,仲買へ売り渡されることが多くなり,衰退の傾向にあったが,明治期まで存続した。…
※「大問屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」