世界大百科事典(旧版)内の大塚山の言及
【大根島】より
…中世,焼(たく)島とも呼ばれ,《出雲国風土記》には(たこ)島とあり,出雲郡の杵築御崎(きづきのみさき)にいたタコが天羽々鷲(あめのははわし)に捕らえられ,飛んできてここにおりたことにより,こう呼ばれるようになったという。中央の大塚山(42m)を中心に堅硬多孔質の玄武岩からなる台地状の低平な火山島で,〈島石〉と呼ばれる玄武岩は,石材として移出され,松江城築城にも用いられた。島の東端遅江(おそえ)には溶岩隧道(特天),第2溶岩隧道(天)がある。…
※「大塚山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」