大晋(読み)だいしん

世界大百科事典(旧版)内の大晋の言及

【高祖】より

…後唐明宗の第一の功臣として宣武(開封)など,いくつかの要地の節度使を兼ね,のち契丹との最前線太原に鎮し,その防衛に当たった。彼と相いれない廃帝が明宗の没後に即位すると,契丹と結んで帝位につき大晋と号し,その援助で後唐を滅ぼした(936)。その際,代償として契丹に莫大な歳幣を約し,契丹国王を父と呼んで臣事した。…

※「大晋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」