世界大百科事典(旧版)内の大村栄之助の言及
【核酸発酵】より
…鰹節のうまみは5′‐IMP,シイタケのうま味は5′‐GMPで,現在グルタミン酸ナトリウムに5′‐リボヌクレオチドを88:12の割合でコーティングしたり,顆粒(かりゆう)にした複合調味料が市販されている。呈味性ヌクレオチドの工業的製造法は,1959年国中明,坂口謹一郎ら,つづいて大村栄之助,緒方浩一らにより,酵母RNAの微生物酵素による分解法として開発され,61年ころから生産が開始された。 現在実施されているIMP,GMPの生産法は次の三つに大別される。…
※「大村栄之助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」