世界大百科事典(旧版)内の大榊神事の言及
【依代】より
…依代のあることにより神霊の出現が知られることから,依代となる樹木や石などを神聖視し,これを祭りや信仰の対象とするようにもなる。依代とされる木ではサカキ(榊)が多くみられ,大津市坂本の日吉大社の4月3日の大榊神事では,幹の直径10cmもあるサカキの木を葉のついたまま,依代として用いている。長い棒の先端にシデをつけ,御幣と呼んでこれを依代とすることも多い。…
※「大榊神事」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」