世界大百科事典(旧版)内の大江義塾の言及
【徳富蘇峰】より
…熊本洋学校をへて同志社に入り,新島襄の薫陶をうけ,一度はキリスト教の洗礼をうけるが,1880年同校を中退し郷里へ帰る。熊本では自由民権の結社相愛社に加盟し,政談演説や新聞編集に従事するが,82年より自宅に大江義塾を開き,自由主義を標榜した実学教育を行う一方,いくつかのパンフレットを自費出版し,文筆活動に入る準備をする。この間,東京や高知に旅行し板垣退助,中江兆民,田口卯吉らの知遇をえる。…
※「大江義塾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」