世界大百科事典(旧版)内の大聖寿万安寺の言及
【妙応寺】より
…白塔が著名で,妙応寺白塔として知られる。かつて同地には遼の1096年(寿昌2)建設の塼(せん)塔があったが,元の世祖の1271年(至元8)にこれを廃してラマ塔を建てることになり,ネパール国王一族のアニカ(阿尼哥)が指導し,8年後に完成したのが現在の白塔で,このとき大聖寿万安寺の名を賜った。全高50.9m,白色塗で,塼積みの須弥座式基壇と円形平面の塔身・塔刹からなる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」