世界大百科事典(旧版)内の大腸菌性髄膜炎の言及
【髄膜炎】より
…溶連菌性髄膜炎の多くは乳様突起や副鼻腔の感染に引き続いて生じ,ブドウ球菌性髄膜炎は海綿静脈洞血栓症,硬膜上・硬膜下膿瘍,脳外科手術などの合併症として生ずることが珍しくない。大腸菌性髄膜炎は生後3ヵ月までの乳幼児に多くみられる。
[結核性髄膜炎tuberculous meningitis]
本症は通常の細菌による髄膜炎と異なり,髄液所見はむしろ軽いが,経過はより遷延し,死亡率はより高く,治療はより困難である。…
※「大腸菌性髄膜炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」