世界大百科事典(旧版)内の大衍求一術の言及
【中国数学】より
… 南宋治下の数学者には,秦九韶および楊輝が有名である。秦九韶は《数書九章》(1247)を著したが,そこに説かれた〈大衍求一術〉は不定方程式を論じたものである。中国では早くから数字方程式の解法が研究されてきたが,《数書九章》の〈正負開方術〉にいたって,19世紀初頭のイギリス人数学者W.G.ホーナーの方法と一致する方法が完成され,十次方程式が解かれている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」