大鋸引(読み)おがびき

世界大百科事典(旧版)内の大鋸引の言及

【大鋸】より

…大鋸の出現は製板および木材加工技術に一大革新をもたらしたが,大型であるため鋸身の製法が難しく,一般に入手困難であったらしい。15世紀ころには,大鋸引,小引(木挽)という材木加工の工匠が現れてくる。16世紀後半になって,刃渡りの短い一人びきの前びき大鋸(別名,木挽鋸)が現れ,明治半ばに製材機械が普及するまで,主要製板用の鋸となった。…

※「大鋸引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」