世界大百科事典(旧版)内の大阪株式取引所の言及
【北浜】より
…ついで1743年(寛保3)には金相場会所が開設され,1877年(明治10)5月の立会禁止まで金銀の取引が行われた。翌78年には,兜町の東京株式取引所につぐ日本で2番目の取引所として,大阪株式取引所(株式会社組織)が設立され,8月15日,東株に2ヵ月半遅れて営業を開始した(1949年会員組織による大阪証券取引所として新発足)。それ以来,北浜は相場の町として発展してきたが,近年の証券取引の東証集中で,地盤沈下が激しく(全国取引所売買高に占める大証のシェアは1960年の28.8%が82年は10.1%),大証振興は大きな課題である。…
※「大阪株式取引所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」