世界大百科事典(旧版)内の天下大将軍の言及
【チャンスン】より
…チャンスンは各地によって名称が色々で,コルマギ,スサルマギ(中部),ポクス(南部),ミルク(北西部),などとよばれ,風水説や仏教との関係がうかがえる。男女一対のものと単独のものがあり,一般に恐ろしい将軍の面相が彫刻してあり,男チャンスンには冠があるが女にはなく,胴体に天下大将軍,地下大(女)将軍と彫刻または墨書されている。チャンスンは里程標,境界標としての世俗的機能と,寺院や洞里の入口・両端・四方にあって外部からの災厄を防ぐ守護神としての宗教的機能とを併せ持っている。…
※「天下大将軍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」