世界大百科事典(旧版)内の天保山桟橋の言及
【天保山】より
…97年に着手された大阪築港工事では,起工式が行われた天保山を起点とする南西側海面埋立てが主たる事業となり,1903年には大桟橋(現,中央突堤)が完成して近代的港湾設備が整い,以後この地区が大阪港の中心となり現在に至っている。22年完成をみた天保山桟橋は別府および四国航路の客船でにぎわったが,65年にそれが弁天埠頭に移った後は衰え,現在は徳島行きの高速船乗場と水上消防署がある。【服部 昌之】。…
※「天保山桟橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」