天台本覚思想(読み)てんだいほんがくしそう

世界大百科事典(旧版)内の天台本覚思想の言及

【本覚思想】より

… 日本では,空海,最澄については本覚思想を確かめることは困難である。日本天台本覚思想は,本覚を内在的なものとか,または一心において顕現するという考え方に対して,それをさらに一歩おし進めて,現実の事象こそ永遠な真理の生きたすがたであると主張するにいたる。すなわち,これを事本,事円,事実相,事常住などの概念によって,明らかにしようとした。…

※「天台本覚思想」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む