天日塩田(読み)てんぴえんでん

世界大百科事典(旧版)内の天日塩田の言及

【塩】より

…好条件では塩化ナトリウム98%程度,悪条件でも同じく80%程度の塩が得られる。メキシコのブラック・ウォリアー(カリフォルニア半島の太平洋岸)には年産500万tという世界最大の天日塩田があり,スペインのトレビエハの天日塩田,1960年代に開発された西オーストラリアの天日塩田,中国の黄海沿岸の天日塩田などとともに一大産地をなしている。日本では岩塩が見いだされていないので,海水を資源として塩を得ているが,自然条件の制約から塩田で結晶が析出するまで濃縮することが難しく,塩田で濃縮(採鹹)を行い鹹水を取り,これをさらに平がまあるいは真空式の多重効用蒸発缶で煮つめて(煎熬(せんごう))塩の結晶を得てきていた。…

※「天日塩田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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