世界大百科事典(旧版)内の天目一箇命の言及
【一つ目】より
…両眼のうち一つを盲(めしい)にした片目も,のちに一つ目とされ,両者は混同されるようになった。
[日本]
一つ目の古い事例では,《古事記》や《古語拾遺》の中の天目一箇命(あめのまひとつのみこと)や,《出雲国風土記》《今昔物語集》などにみえる人を食った一つ目の鬼があげられる。《今昔物語》には〈面ハ朱ノ色ニテ,円座ノ如ク広クシテ目一ツ有リ〉とある。…
【多度神社】より
…三重県桑名郡多度町多度に鎮座。天津彦根命をまつり,別宮一目連(いちもくれん)神社は天目一箇(あめのまひとつ)命をまつる。天目一箇命は天津彦根命の子,桑名首の祖という。…
【一つ目】より
…両眼のうち一つを盲(めしい)にした片目も,のちに一つ目とされ,両者は混同されるようになった。
[日本]
一つ目の古い事例では,《古事記》や《古語拾遺》の中の天目一箇命(あめのまひとつのみこと)や,《出雲国風土記》《今昔物語集》などにみえる人を食った一つ目の鬼があげられる。《今昔物語》には〈面ハ朱ノ色ニテ,円座ノ如ク広クシテ目一ツ有リ〉とある。…
※「天目一箇命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」