天竺みそ(読み)てんじくみそ

世界大百科事典(旧版)内の天竺みその言及

【日本料理】より

…ところが日本の料理人たちは,それに肴物としての役割を果たさせようとしてくふうをこらした。古くから日本人には気のきいたしゃれや軽口を秀句と呼んでかっさいする風があり,そうした秀句好きの風潮に便乗して,例えば〈従兄弟煮(いとこに)〉とか〈天竺(てんじく)みそ〉といった名をつけて供したのである。前者はアズキ,ゴボウ,サトイモ,ダイコン,豆腐,焼きグリなどをみそ煮にしたもの,後者はトウガラシで口が焼けそうななめみそである。…

※「天竺みそ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む