天覧武道大会(読み)てんらんぶどうたいかい

世界大百科事典(旧版)内の天覧武道大会の言及

【剣道】より

…一方,学校剣道については,明治10年代以来武道の正科編入運動が継続され,数回の建議ののち,1911年中学校体操科の随意科としてその実現をみた。さらに,全日本学生剣道連盟の結成(1928)や天覧武道大会(1929,34)などにより,ますます普及された剣道は,31年学校体育のなかに正科必修となって,しだいにその存在を強くしていった。戦時体制下になると相次ぐ教授要目の改正によって,その精神性,国家主義的色彩を濃くしながら体育の花形となったのである。…

※「天覧武道大会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android